売れるもの

コロナにより、生活様式、習慣など色々変わりましたが、お家時間のために、お取り寄せ、通販など、一気に増えたような気がします。

最近のお気に入りは帯広の六花亭からの「おやつ屋さん」

月替わりで様々な種類が少しづつ詰め合わせになって、箱を開けると一気にテンション上がります。

さて今回はメッセージ付き。

抜粋してみます。

-亭主の思い-

「ああ、いい菓子ができたなあ、、、」と満足気にひと息つく先代、父。

開店記念日に発売したチーズケーキ「醍醐」

しかし思惑通りに売れず、「発売が早すぎたかな?」と一人呟く姿も見た。一方で、「帯広の宝です」と絶賛してくださるお得意様もいる。この間、なぜ思うように売れないのか、問答が続く。

そして、今一度お客様の声を聞こうと相なる。単なる独りよがりなのか。発売から30余年、忌憚のないご意見を賜りたい。     〈 終わり  〉

売りたいものと売れるものは、えてして異なるもの。流行もあります。

古くても、時代を先取りしすぎても上手く行きませんよね。先代の御亭主が、発売が早すぎたか、と言われたのは、完璧で、満足いくものを作り上げた、自信の裏返しのようにも思います。その思いを、次の代の息子さんが、あらためて時代に問おうとされているのでしょう。

その思いに真摯に向き合い、三時のおやつとさせていただきます。

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